DIOの側近ヴァニラ・アイス、テレンス・T・ダービー、ケニーGを倒し、いよいよ諸悪の元凶DIOを追い詰めた!かに見えたジョジョ一行。
しかし、得体のしれないDIOのスタンド能力に一時退却!日も暮れてしまいこのまま闘うのは危険だと、対策を練るのが大事と説くジョセフに対し、ポルナレフはアブドゥル、イギーの想いを無駄にできないと単独行動に。
仕方なく二手に分かれて挟み撃ちにする戦略を取ることになった一行は、ジョセフと花京院、ポルナレフと承太郎が組みそれぞれDIOを倒すべく行動に移る。
そんな中、自らの能力に絶対の自身を持つDIOは、余裕の態度でジワジワとジョセフ・花京院コンビを追い詰めていく。
しかし、その追いつめられた状況で、花京院は「DIOのスタンドの正体をあばく方法を思いついた」と、ひとりでDIOへ立ち向かうのだが・・・
ってな感じで、花京院の見せ場から始まる
ジョジョ アニメ 第三部 第46話のレビュー
さっそくいってみよ!( ゚∀゚)ノ
ジョジョ アニメ第三部 第46話 レビューッ!
スターダストクルセイダース 第46話 『DIOの世界 その2』 あらすじ
自分たちを追ってきたDIOを見つめ、逃げる足を止める花京院
「何をしている花京院ッ!」
急かすジョセフに対し静かに答える花京院
「思いつきました
DIOのスタンドの正体をあばく方法を・・・」
「なに!・・・」
スタンドを使って空中を移動していく花京院とジョセフ
スパイダーマンみたいで格好良い!(*´∀`)
そして・・・
その様子を見つめるDIOッ!
《花京院典明は自分のこの
『法皇の緑(ハイエロファントグリーン)』を見る時
いつも思い出す》
「花京院さん お宅の典明くんは友だちをまったく作ろうとしません
そう 嫌われているというより まったく人とうちとけないのです
担任教師としてとても心配です」
「それが・・・恥ずかしいことですが・・・
親である・・・わたしにも・・・なにが原因なのか・・・」
(子供の時から思っていた。町に住んでいるとそれはたくさんの人と出会う。
しかし普通の人たちは一生で真に気持ちがかよい合う人がいったい何人いるのだろうか・・・?)
(クラスメイトのアドレス帳は友人の名前でいっぱいだ。
50人ぐらいはいるのだろうか?100人ぐらいだろうか?
母には父がいる。父には母がいる。
”自分はちがう。”
TVに出ている人とかロックスターはきっと何万人といるんだろうな。
”自分はちがう。”
『自分にはきっと一生誰ひとりとしてあらわれないだろう。』
『なぜならこのハイエロファントグリーンが見える友だちは誰もいないのだから・・・
見えない人間と真に気持ちがかようはずがない。』
ジョースターさん 承太郎 ポルナレフ アヴドゥルに出会うまでずっとそう思っていた。
アヴドゥルとイギーのことを考えると背中に鳥肌が立つのはなぜだろう。
それは、目的が一致した初めての仲間だったからだ。
DIOを倒すというこの旅!
数十日の間だったが気持ちがかよい合っていた仲間だったからだ。)
《花京院典明は『法皇の緑(ハイエロファントグリーン)』を見て考える!》
(こいつを昔のように誰にも気づかせなくしてやる
そう!DIOの正体をあばき倒すため完璧に気配を消してやろう。)
一方その頃、承太郎とポルナレフは・・・
「おい!承太郎!車がこなごなだぞ!」
「上だ!じじいたちもDIOも建物の屋根を行ったようだ・・・」
ドオオン グォォオ
屋根から屋根へ飛び移りながら移動するDIO
だが、ふと様子がおかしいことに気付く
「前方に・・・花京院とジョセフしかいない・・・」
「なるほど 二手にわかれてはさみ打ち・・・
背後からは承太郎とポルナレフが尾けて来ているというわけか・・・」
フワアアア
ド ド ン!
バゴバゴバゴバゴ
「花京院の『法皇(ハイエロファント)』!」
パンチやケリでしのいでいたDIOも少しずつ攻撃を喰らい始める・・・!
「チッ! ! ! ・・・・・・・これ・・・は・・・」
「触れれば発射される『法皇』の『結界』はッ!
すでにおまえの周り半径20m!
おまえの動きも『世界(ザ・ワールド)』の動きも
手にとるように探知できるッ!」
ハイエロファントの結界 カッケェーーーッ!(#゚∀゚)=3
「くらえッ!DIOッ!半径20m
エメラルド・スプラッシュをーーーッ!」
ドッバアーーーッ
「マヌケが・・・知るがいい・・・
『世界(ザ・ワールド)』の真の能力は・・・まさに!
『世界を支配する』能力だということを!」
「『ザ・ワールド』!!」
ドワワン
え・・・エエーーーーーーーッ!!(゚д゚)!
「!? え!? こ・・・これはッ!ばかなッ!」
「い・・・いきなり・・・
吹っ飛ばされている!ばかなッ!花京院ッ!」
バグォ!!
(い・・・いったい・・・何が起こったのだ・・・
やられてしまったのか・・・う・・・動けない・・・)
(だめだ・・・致命傷のようだ
声も出ない 指一本さえ動かせない・・・)
(5時15分・・・日本はいま夜の12時頃か・・・
父さんと母さんはもうねむっているのだろうか?心配かけてすみません)
《花京院典明が最後に思うこと・・・
それは日本にいる両親の事ではなかった
両親のことを深く思ってはいたが
最後に浮かんだ『奇妙な疑問』の前に
両親たちへの思いは頭から吹っ飛んだ》
(ぼくの法皇の結界は触れるものが手にとるようにわかる・・・
だが・・・今・・・結界はDIOによって一度に 全部同時に切断された・・・!?
なぜ一本一本ではなく・・・少しの時間差もなく一万分の一秒の差もなく
半径20mの結界は『同時』に切断されたのか?なぜ・・・?)
ノリちゃんが・・・ノリちゃんがぁ・・・(TдT)
「花京院ッ!このままではマズイッ!」
「ジョセフ・・・次はおまえだ・・・
このジョナサンの肉体が・・・完璧になじむには
やはりジョースターの血が一番しっくりいくと思わんか?」
(なぜ同時に・・・少しの時間差もなく・・・
時間差 時間・・・時間 『時』)
ドドドドドドドドド
(わ・・・わかった・・・ぞ・・・
な・・・なんてことだ・・・それしか考えられない・・・)
(つ・・・伝えなくては このことをッ!
この恐ろしい事実をなんとかして・・・
なんとかしてジョースターさんに伝えなくては・・・っ
このままだと・・・みんなが負けてしまう・・・)
花京院!よくぞ気付いた!頑張れ!!。゚(゚´Д`゚)゚。
「よくも花京院をッ!その体、エリナおばあちゃんのためにも返してもらうぞッ!」
「エリナ・・・?あぁあの田舎娘のことか くだらん
お前は血を吸って殺すと予告しよう」
「ジョセフ・ジョースター!死ねィ!」
ドゴォオン
「さ・・・・・・・・最後の・・・エメラルド・スプラッシュ・・・」
「なんだ?あらぬ方向を撃ちおって・・・
断末魔・・・最期の雄叫びをあげ
花々しく散ろうということか・・・フン」
(バカな・・・!
花京院はこんな時に意味のないことをする男ではない)
(なぜ・・・あんな方向へ?
・・・なにか意味があるのか?・・・?
なにか伝えたいことがあるのか?)
(メ・・・ッセージ・・・で・・・す・・・)
(これが・・・せい・・・いっぱい・・・です
ジョースター・・・さん 受け取って・・・ください・・・
伝わって・・・ください・・・)
《花京院典明 死亡》
うわあぁぁぁぁぁん!!( TДT)
「『隠者の紫(ハーミットパープル)』!」
「老いぼれが・・・!きさまのスタンドが一番・・・」
「なまっちょろいぞッ!」
(花京院!おまえはなぜ時計台を!
時計台を撃ったことで何を言いたかったのだ!?)
(何か大切な意味があるはずだ!)
「!!!」
「ジョ・・・ジョースターさんだ!DIOに追われているッ!」
(まさか・・・花京院・・・
おまえはあの状況の中・・・DIOのスタンドの謎を解いたのか?)
(エメラルドスプラッシュで『時計を破壊』・・・
『時計の針を破壊』・・・『時計をとめる』・・・?)
「ま・・・まさかッ!そんなことが!」
「DIOの『ザ・ワールド』の正体というのはッ!
『時』を止める能力だったのかッ!」
さすがジョセフ!!気付いてくれた!!( ゚∀゚)ノ
そしてあのシーンの謎解きがコチラ!
「くらえッ!DIOッ!半径20m
エメラルド・スプラッシュをーーーッ!」
「これが・・・ザ・ワールドだ」
「もっとも『時間の止まっている』おまえには
見えもせず感じもしないだろうがな・・・
死ねィ!花京院ッ!」
ドゴオァーーーッ
「おまえは自分が死んだことにさえ気づいていない
何が起こったのかもわかるはずがない・・・」
この演出は素晴らしいですな!ヽ(´ー`)ノ
「わ・・・わかったぞ花京院!
おまえの命をふりしぼったメッセージッ!たしかに受け取ったぞッ!」
「『時を止める』だと
『止まった時の中を動ける』スタンドじゃと!」
「・・・こいつは やばすぎる!
・・・やばすぎるスタンドじゃぞッ!」
(落ちつけ・・・落ちついて考えるんだ
わしにはパニックという言葉はない・・・
何か見つけるんだ・・・何かやつに切り込む対策を・・・)
「うっ!き・・・消えたッ!」
「ど・・・どうした?
打ってこないのか・・・DIO・・・
わしの血を吸うんじゃあなかったのか?」
「連続して自分の体に波紋を流し・・・ガードしているな
波紋入り『隠者の紫(ハーミットパープル)』を
高圧電線のように体に巻き付けているだろう
策士だな・・・ぬけめない じじいめ・・・」
「それはお互いのようじゃの・・・
波紋を見やぶり うっかりさわらなかったとは
用心深いやつ・・・」
「しかし・・・ひとつ見つけたぞ
きさまのスタンドの特徴を・・・
DIO・・・おまえは『時を止める』といっても
ほんの短い時間しか止めていられないようだな
ほんの3秒か4秒だけじゃろう?」
「・・・・・・・・・・・・」
「長時間止めていられるのなら
我々はおまえの館の中ですでに一気に全滅していたはずだし
おまえはこうやって追って来たりしないはずだ」
「理解していたのか
我が『ザ・ワールド』の能力を・・・
フン・・・少しだけほめてやる」
「だからどうだというのだ?
理解したからどうするというのだ!きさまの波紋に何ができるというのだ!」
「『隠者の紫』AND『波紋』ッ!」
「くどいッ!
波紋なんぞ触れなくても攻撃はできるわッ!」
「おい見ろよ・・・
そらからじじいが降って来たぜ」
「サンタさんよサンタ」
「屋根の上で何してた?女でものぞいてたのかよ?」
と、そこへ承太郎がタイミングよく追いつく!
「じじい・・・」
「じょ・・・承太郎ッ!
さがっていろッ!わしの方へ来るんじゃあないッ!」
「承太郎・・・いい所にあらわれた・・・
しかし あいつまでは射程距離外・・・」
「まずはジョセフから・・・」
「やつの『ザ・ワールド』の正体は時間じゃッ!
時間を止めるスタンドなん・・・・・・・・」
「ザ・ワールド!!」
「最初はまばたきほどの一瞬しか止められぬ能力だった」
「しかし・・・この首のキズがなじんでくるにつれ
2秒・・・3秒と長く止められるようになった」
猫 フルコース キター!((((;゚Д゚))))
「今では5秒は止めていられる・・・
時が止っているのに5秒と考えるのはおかしいがとにかく5秒ほどだ・・・フフ
いずれは1分・・・10分・・・1時間と思いのまま止められるようになってやろう・・・
楽しみだ・・・だんだん長く時間を止めていられるのはな・・・」
「おっとジョセフ 波紋で全身ガードしているんだったな
百年前はちと手を焼いた『波紋』だが
『ザ・ワールド』の前ではまったく無力のものよ
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
「ジョナサンの孫・・・ジョセフ これできさまは死んだ!」
「1秒前・・・
ゼロ」
「うぎゃあああああすっ」
「うが・・・あ・・・ああう」
「に・・・逃げ・・・ろ 承・・・太郎
や・・・やつに・・・近づ・・・くな・・・」
「間・・・間合い・・・を とれ
距離を・・・はなれろ・・・はなれるんじゃ・・・
かなわ・・・ない」
バァァーン
「花京院のやつも・・・すでに始末してやったぞ・・・
ポルナレフはどこぞに潜んでいるな・・・フン・・・どうでもいいがな
承太郎 次はおまえだ」
「ほう・・・向かってくるのか・・・
逃げずにこのDIOに近づいてくるのか・・・
せっかく祖父のジョセフがわたしの『ザ・ワールド』の正体を
試験終了チャイム直前まで問題を解いている受験生のような
必死こいた気分で教えてくれたというのに・・・」
DIO様・・・例えが素晴らしいねww
「近づかなきゃ てめーをブチのめせないんでな・・・」
「ほほお~~~っ
では十分近づくがよい」
「ノロいノロい 『ザ・ワールド』は最強のスタンドだ・・・
時間を止めずともスピードとパワーとて おまえの『スタープラチナ』より上なのだ」
「おれの『スタープラチナ』と同じタイプのスタンドだな・・・
遠距離には行けないが・・・『パワーと精密な動きができる・・・』」
「きさまよりどのぐらい『ザ・ワールド』のスタンドパワーが強いか
ちょいと試してみたかった ま 試すほどでもなかったようだが」
「ためすっていうのはキズにもならねえなでるだけのことをいうのか?
2万円もしたズボンはやぶれたがよ」
いや・・・承太郎さん、今のローキックで足腫れてますやん!ヾ(´▽`;)
「どうしてジョースター家というのはこう負けず嫌いなのだ?
フン くだらん挑発にのってやって・・・
もうちょっとだけためしてやるか・・・」
ドン ドン
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
打撃戦でもスタープラチナとほぼ互角のザ・ワールド!
果たして承太郎に勝ち目はあるのかッ!?
次回へ続くッ!!
スターダストクルセイダース 第46話 感想
今回は間違いなく
スタクル エジプト編 神回候補のひとつ!
って感じの盛り沢山でクオリティの高い内容だったですね!(#゚∀゚)=3
まずは冒頭、花京院の独白のシーン!仲間たちの事を想う花京院の気持ちを改めて知って、さらにそんな仲間たちのために先陣を斬ってDIOへ立ち向かう勇気!!
・・・ここだけでもう、管理人は涙腺ゆるみまくりでしたよ(TдT)
こういう役回り・・・第二部のシーザーにちょっとカブリますよね?
あのシーザーの回は第二部でも間違いなくベスト3に入るネ申回でしたもんね!!(第二部 『シーザー孤独の青春』)
実際、この花京院の働きがなければ全員DIOの謎に気付けぬままヤラれてしまってたはずですし、ホント・・・花京院ありがとう!(TдT)
にしても、このシーンでのハイエロの結界がホロホロと朽ちていく演出は・・・切ない。。。。゚(゚´Д`゚)゚。
けど、ココのザ・ワールドの謎解明を別パートで描いたのはアニメスタッフGJですね!!( ゚∀゚)ノ
原作未見の視聴者さんはマジで「え?なんで!?どゆこと!!」ってビックリしたんじゃあないか?( ̄ー ̄)
そして・・・そのザ・ワールドの能力発現シーンのBGM&演出がかなり秀逸でしたね!!(#゚∀゚)=3
まさに世界を歪めて自分のものにしてる感じがでてて凄く良かったです(*´ω`*)
こういうのはやっぱアニメならでは!ってトコロですよね~(´∀`)
後半はとうとう主人公vsラスボスの直接対決ッ!!
時間止めれるだけでも桁違いに強い能力なのに、パワーもスピードもスタープラチナと互角なザ・ワールドって・・・ココだけ見てたらホント
もう絶望感しかねぇ!!((((;゚Д゚))))
この能力にいかに付け入るか?ってのも次回の楽しみですね♪
あと、今回は全体的に
子安DIO劇場
ってぐらいにノリノリに演じられてて、それも見ていて楽しかったです(・∀・)
前半の平川院の切ない演技も大満足でしたが・・・後半にかけてのDIO様の独特なネットリした言い回しなんかは、子安さんの名演でしたね~(*´∀`)
ASBからこのかた・・・DIOはもう子安さん以外考えられなくなっちゃいましたw
前回はまだ謎だったのでチャートも「?」でしたが、今回からシッカリと表示されてますね!
こうしてみると・・・やっぱ素のステータスもメッチャ高いですな!(゚д゚)!
・・・ま、時を止めるってだけでもほぼ無敵の能力ではありますけどね~ヾ(´▽`;)
次回、とうとう本格的に
承太郎 vs DIO
って事で、しめっぽいシーンはナシで全編オラ無駄のアツイ戦い!になること必至!!(#゚∀゚)=3
時を支配する無敵の能力ザ・ワールドに、承太郎は一体どうやって立ち向かうのか!?
残す話数もあと2回!!
寂しくもあり・・・ですが、楽しみにしときましょう!ヽ(´ー`)ノ
とうとう…花京院が帰らぬ人になっちゃいましたね…
アヴドゥル、イギー、花京院…みんなお互いに仲間のことを思って犠牲になって、ホントに「アツイ」漢たちだったですね!!
にしても花京院…復帰後、結局0勝でそのまま退場ってのも悲しいです…
>花京院大好きさん
コメントありがとうございます!ヽ(´ー`)ノ
ホント、ラストが近づくに連れて仲間がドンドン倒されていってますよね(TдT)
けど、それぞれみんな
「仲間のために自分の身を賭して」
っていう共通点があって泣けますよね!!
花京院・・・せめて1勝ぐらいはして欲しかったですが、このDIOの能力を見破ったってのはそれ以上の功績が大きいんで良しとしましょう!( ゚∀゚)ノ